それを愛と呼ばずとして

久しぶりのブログとなります。

おひさしぶりです、せんせんです。

先日開催されたJO1 アリーナツアーの宮城公演に行ってまいりましたので、その時の話をしながら(曲名等は出しておりません)今年の数ヶ月間を振り返る日記となっています。

レポート的なブログではなく、雑記的な内容となりますので、お時間がある時、お暇な時にお読みいただけますと幸いです。

※気づけば日記部分が9割でした

 

まず、ツアーより先に数ヶ月間ツイッターにログインしない間に起こっていた話から、この日記を始めようと思います。

 

突然ですが、わたしには持病と障害があります。

※この話が後で必要なので、先に書きますが、なんか、暗い話じゃないよ!て先に!お伝えします!

10年以上苦しんだ末に障害と診断された時、ああようやくこの苦しみの理由を探す旅から解放されたのだと思ったし、どこか安心したきもちになっていて。わたしは今それらと薬と一緒に三人四脚をして、「チームわたし」として医療機関にお世話になっています。

 

なぜこの話を、と思われるかもしれません。暗い話を、と嫌な想いをされたらすみません。でも、障害ってそんな重たい話でもなくて。わたしにとっては「わたし」を形成する1つの要素なのだな、と今は考えているくらい共存しています。10年以上付き合っていれば、受け入れるしかないよねっていう諦めもあるからかもしれません。

 

さて、今は受け入れ姿勢ですが、たくさんの後悔がある人生でした。

最近映画でるきくん主演の「夜きみ」を見たのですが、ああ〜眩しい〜いいな学校生活!とキラキラした目で見ちゃいました。わたしは小学校から高校までほとんど通えなかったので、すごく羨ましくて、まぶしくて。傷だらけになりながらも進んでいく茜ちゃんと、傷ごとまっすぐな眼差しで見つめる青磁くんがあまりにまぶしくて。進んでいく、というより進むしかない茜ちゃんが、なんだか傷だらけになるたびに、自分まで深く傷つくような気がしてみるのもしんどい瞬間もあったのですが(クラスのあの雰囲気!自傷!メンタル問題!家族問題!と続くので……)映像と音楽があまりにうつくしくて、傷ごとそれらを10代特有の青さと若さと、自分じゃどうしようもない苦さがうまく重なりつつも、いつか思い出したら「うつくしかった」思い出になっていくようで、なんだかすごく綺麗なものを見たな〜と思いました。主題歌も、すごく良くて、映画館の椅子に深く座りながら思わず聞き入ってしまいました。

余談ですがわたしは茜ちゃんを送り届けて彼氏〜!?て聞かれて、否定せずただにやにや頬を緩める青磁くんのファンです。

 

脱線しました。(夜きみ感想はまたどこかで)

 

わたしは多分、学校というものに憧れがあって。

大学も病状がひどく諦めた経緯もあり(希望とは別に進学したのですが、ずっとどこかでこころに引っかかっていて)いつかまた、学ぶチャンスを得たいと思っていました。

 

同時に、ここ数年。JO1を好きになっての3年間。

わたしは何度も何度も、たくさんのことに挑戦し続けるかっこいい彼ら11人を見ていて。

挑戦し続ける多忙なよなしろくんを見ていて。

コメントを求められればしっかりしていて好きだなって思うのに、たまに(というか大体)変なツッコミを入れたり、変なボケを入れたり、でもそのへんてこな部分がたまらなく好きで、思わず気が抜けて笑ってしまう所のあるよなしろくんのことが大好きで。

自分の張り詰めていた糸が、よなしろくんのそういう部分を見るたびにゆるんでくれるんです。

歌がとにかく素敵。大好き。とにかく素敵な声を持っていて、一度聴いたら「なんて素敵な声なのだろう」と思ってしまうくらい、やさしく歌う声が大好きで。

笑った時の猫みたいな顔も素敵で、司会をさせたら誰よりもかっこいい、みんなを見る目がやさしくて愛情溢れていて。

すごくムキムキで筋肉質で逆三角形の肉体美を持ち。メールではやさしさがたくさんぎゅっとつまっていて。

なんでも素敵に見えるのに、なんかまたへんてこだ……と感じるたびに愛しさが募って。

本当に、素敵な人をわたしは応援しているんだなぁと。この3年間思っていました。

あと日焼けしたらめちゃくちゃかっこよくて最近は夏の日差しに感謝したり。人生で初めてです、夏の日差しをありがたく思ったのは。

 

でも、JO1を好きなればなるほど、よなしろくんを素敵な人で応援していて楽しいと思えば思うほど。

わたしは彼らに恥じないJAMになれているのかな、と思う瞬間がふと訪れて。

彼らの挑戦し続ける姿勢を、突っ走る背中を見て、なんだか自分も走りたくなって。泣いて立ち止まってばかりで、ずっと同じ場所でめそめそしている人生に区切りをつけたくなったんです。

痛いオタクだと思われたらそれまでだけど、わたしはよなしろくんのように「優しい人」になりたくて。にこにこしていて、やさしい人になりたくて。

正直、なんも知らないのに、優しいと決めつけるのはどうかなって思った時期もあったのですが、それでもわたしの目に映るよなしろくんって、すごく優しく笑う人だなって。そう思い続けていたんですよね。わたしは笑顔が死ぬほど苦手で下手くそだから、笑った顔が好きな人ってはじめて見つけたなあって。自分の笑った顔がすごく苦手だけど、よなしろくんの笑顔を見ていると、JO1のみんなを見ていると、自然とにこにこしちゃって。よく笑うようになったなって、自分でも驚くくらいこの3年間は緩やかにいい方向に変わっていて。

応援する人があまりに素敵だから、自分も変わりたいなと思い続けた3年間で。自分でもかなり、もう3年経つから言えるけれど、かなり、そうしたい・そうありたいと思って仕事をしていました。

 

そんな時に転機が訪れて、仕事で「この資格に挑戦してみないか」と上の方からお話がありました。

今の仕事も、すごく好きで、でもその挑戦したら?と言われたのはもっと興味がある仕事で。でも、わたしみたいな人間には無理ではないか、と思っていた時に「せんせんさんみたいに優しい人なら、きっと出来ると思って」と言われて。

え、わたしって優しい人に見えるんですか!?て驚いてしまったんです。

何人かのその職業の方とお話をして相談をした時にも似たことを言われて、ぶわ〜っと3年間の楽しかったこととか、辛かったこととか、折れそうになるたびによなしろくんのメールを見返して泣いていたこととか思い出してしまったら、急に涙が出てきました。

でも、そういう自分がめそめそしている日に限ってメールって偶然やってきたり、ああこれがわたしの走る時なのかも。そう思えました。

 

結果から申し上げると、その資格取得のために現在通信ですが大学に通いつつ、仕事をしています。

久々に勉強をして、自分に足りない知識を補うために勉強するたびに「知らないことを知れる喜び」をすごく感じていて、ああ楽しいなあって何度も何度も思っています。

 

でも、今わたしがこの選択をできたのは、資格取得を勧められたのは、間違いなくよなしろくんの影響がものすごく大きくて。

あなたのような優しい人になりたい、素敵な人になりたい。そう思い続けた3年間のおかげで、わたしの人生は今ゆっくりとですが変わり始めています。いい方向へ、ひかりの方へ。

 

これはわたし個人のファンとしての考えなのですが、わたしたちファンはアイドルの人生に交わらないけれど、ファンの人生にアイドルは色濃く影響すると思っていて。でも、それがすごく素敵で、まばゆいものだと思っていて。好きな人(たち)のおかげで、人生をいい方向へ変えられるって、すごく尊いというか、幸せなことだなと思うのです。

だから今のわたし、すごくしあわせというか。

今までの人生、病気とか障害で選択肢が狭くて少なくて、それで辛くて悲しい思いをたくさんしたけれど、こうして自分が選べるカードが1枚増えて、選択肢を増やせたんです。それがどれだけ嬉しくて嬉しくてたまらないか、言葉にすることはできません。それくらい、嬉しいんです。大学生になる!という夢も、ちょっと形は違うけれど叶えられた。嬉しいな。

 

一生この話はよなしろくんには知られないことだけど、こうしてあなたの知らない場所で勝手に憧れて勝手に行動できたJAMもいるんです。

本当に、ありがとう。あなたがわたしにとって大きな光で、荒れた海の先の灯台のような人で、本当に本当に、これからもずっとずっと、応援したい人です。たくさんの敬愛を込めて、これからも大好きだ〜って思い続けたいな。何年先も、そう思い続けたいな。

 

さて、そんなことがありTwitterから離れていました。でも歌に励まされて、頑張っていました。わたしにはJO1への想いがずっとあって、それがどれだけわたしを支えてくれたのか言葉にすることもできなくて。本当に、たくさんたくさん、ありがとう。

 

日記がすでに長くなってしまいました。でも、自分の話をどこにもできないから、こうして文字にできてよかったなって思います。

 

 

で!宮城!行ってきました!長い!前置きが!

 

授業とかの関係で今年全然どこも出歩けず、家・職場の往復人生に拍車がかかっていましたが、初の東北ということであまりの嬉しさに休みをもぎ取りました。

 

当日朝、車で遠い駅まで運転しながらバカでかい声で「〇〇歌ってくれたらいいなー!!!!!!」と高速を走っていました。掛け声の練習を小声でしたり、この曲やるかなとワクワク予想を立てるのもたまらなく楽しくて、朝4時おきなのに目がかなりばきばきでした。

 

物販もものすごくスムーズで、スタッフさんの丁寧な誘導や案内もあり、欲しいもの全部買えた!やったー!嬉しい!とはしゃいで、写真を撮ったり、旗を見てこころの中で(旗、ほしい〜)と思ったりしていました。JO1の旗、欲しいよ。

 

当日駅から会場まで、タクシーで行きました。1人で参加なので、1人でタクシーを呼び止めた時に「あの、」と声をかけられ、とても驚きました。「JAMさんですか!?」と声をかけられ、一緒に会場に向かった方はなんと同じ県のJAMさんで、すごく良い方でした。物販の番号の都合でその場を後にしましたが、今思えば!もっと!お話ししたかった〜〜〜!と後悔しています。本当に、本当に素敵なJAMさんにお声掛けいただきましてありがとうございました。本当に嬉しかったです。

この方とお話しして、いつか同じ県のJAMさんとお話ししてみたいな〜と改めて考えました。(そもそも周りにJAMがいないので、JAMさんと普通に喋ってみたくて……)

 

当日は午後から大雨で、ものすごい豪雨でしたね。気合を入れてセットした髪もぺしゃ……としつつも、スタンド席も見やすい会場に最高だ〜!やった〜!とうきうきでした。

 

ライブが始まって、1曲目でそれぇ!!!!!!!と思ったり、朝やって欲しいな歌って欲しいなと思った曲を2曲目で来たり。

さらに一番好きな曲はユニットでよなしろくんが!歌っていて!もう!何が何だか!夢!?と思って、途中からずっと泣いていました。アレンジもすごく好きで、しかも続けてくる曲も大好きで、いやもうJO1の曲全部!全部!大好きだ!と思ったら何がきても最高で、こんな幸せなことってあるんだなあ。その幸せの場所に今わたしはいるんだなあと思うと、このまま時間が止まればいいとさえ思いました。

幸せすぎて涙が止まらなくて、でもちゃんと彼らを見たいし、花道から手を振る11人があまりにうつくしくて、ぽろぽろと音もなく涙が溢れて止まりませんでした。

あとネタバレなのかわからないのですが、ユニットの時の衣装と始まる前の映像から「人魚姫の王子様では?」と思ってしまい、急にメロメロになってしまってなんかもうどろどろに溶けてしまいました。あの衣装大好き。今回の衣装全部大好きすぎて全部アクスタ出して欲しいです。飾るので……。どうにか……。

 

JAMが一緒に歌う曲があったのですが、その時のJAMの歌声の優しさと、幸せそうに笑うJO1を見た瞬間。

ああ、この日のためにわたし生きてきたのかも、と冗談ではなく本気で思っていました。感動しすぎて逆に涙が出ず、ただひたすら会場に響く優しい声の合唱にこころがあたたかくなりました。

あとこれはライブに行くたびに胸が熱くなるのですが、挨拶の時にじゅんきくんが名前を呼ばれるとたまらなく幸せな顔でにこにこするのを見ると、ああこの人がアイドルになって、JO1でよかったなあと実感します。あんなに人って穏やかな幸せそうな顔ってできるんだ、てこっちまで目尻が下がり胸がぽかぽかしてくるのです。

時間の関係でよなしろくんの挨拶が短かったのですが、きっちりとアイドルとしての顔を見せてくれるので本当にすごく素敵な方を推しているんだなと頬が緩みました。いえ、実際は悲鳴をあげていました。

 

みんなの挨拶が本当に大好きで、特に宮城のもの食べたよ(牛タンのコーレス人生初めてで楽しかったです。おいしいね。)とか、ふしぎな宮城訛りっぽい喋り方も全部が愛おしかったです。初めて宮城にきた、と喋ってくれると「東北いいところだよ〜!」とこころの中で大泣きしていました。

宮城、震災であの時被災した県同士なので、今こうしてうつくしく素敵な街になっているの改めてすごいと思っていて。またきたいなあ、と思いました。すぐ来れる距離なのに、JO1が嬉しそうに話せば話すほど宮城県への好感度がぐいんぐいんと上がって、また観光にゆっくり来ようと思いました。本当に好きな人たちを通して好きな場所やものが増えていくって、幸せです。

 

様々な感想があるのですが、詳しい感想は自分の日記(紙)に書きました。ネタバレもあるので。

それに、言葉にすることができないものが多すぎて、大体「ウワーッ!」と書いているような日記なのですが、わたしは日記が大好きなのでいつかそういう話もブログというネット日記にあげられたらいいなあと思います。わたしは日記を通して過去の自分のすきなものへの言葉や気持ちに、辛い時助けられている気がします。だから、こうして自分のきもちを下手なりに言葉にするのがすきなのかもしれません。

 

なにより、ペンライトの1つの光になって、夜空を彩る星のように小さく光って、彼らの目に映れることが何よりしあわせで。ファンとして、JAMとして、それが何よりの喜びなのだと実感しました。本当に大好き。月のように照らせなくても、小さな星として、小さな星なりに小さく輝くことができるのがファンの楽しさだと、わたし個人は思うのです。

この先も、小さな小さな光として、彼らを照らす遠くの光になれたら嬉しいです。

 

 

さて。気づけば長々と書いてしまいました。

話したいこと、ライブのこと、たくさんあるので、またお付き合いいただけますと嬉しいです。日記の部分が長く自分の話ばかりでお恥ずかしいのですが、いつかまた来年の自分が日記を見返して「この時はそう思っていたのか」と、恥ずかしさと同時に過去へのまぶしさや愛しさを思い出してくれたらと思います。

 

では、このへんで。